お米はきちんと計る
炊飯器に付属で付いている軽量カップ(180ml)ですりきりできちんと計る。
お米は手早く洗い水をきる
最初は少なめの水で良く洗い次にたっぷりの水で数回(水に濁りがなくなるまで)洗い最後は水気を良くきりましょう。ヌカ臭くならないよう手早く洗います。
水加減の調整が重要
お米を計った軽量カップでお米の1.2倍、新米の場合は1.1倍が標準です。
お米の品種、お好みにより多少調整してください。
水につけお米に十分水を吸わせる
ふっくらしたおいしいご飯を炊くには夏は30分以上、冬は1時間以上水に浸しましょう。ミネラルウォーターまたは冷水を使うと更においしく炊けます。
ご飯を蒸らす
炊飯器のスイッチが切れた後10分~15分蒸らす。途中で蓋を開けないこと。
しゃもじでほぐして出来上がり
蒸らしが終わったらなるべく早く釜の底の方からふんわりと掘り起こし余分な水分を取り除く。これでおいしいご飯の出来上がり。
玄米を精米すると白米になりますが、この時にかなりのお米の栄養分が取り除かれてしまいます。最近では栄養価の高い玄米を食べる方が増えてきています。
玄米を炊くには圧力釜又は玄米モードがある炊飯器のご使用をお奨めします。
水の量
上記玄米を釜に入れ1.3倍の水を入れる。
強火で加熱
沸騰してから2~3分してから弱火で20分
最後に余分な水分をとばすために一瞬だけ強火にして火を消します。
じっくり蒸らしてできあがり!
火をとめた後は焦げつかないようにすぐにコンロからおろして
12、3分じっくり蒸らして下さい。
じっくり蒸らしたら、ふたのおもりを取って蒸気を抜いて下さい。
さあ、これで美味しい玄米ご飯ができあがりました!
美味しく炊けた玄米にゴマ塩かけると更においしくいただけます。
(玄米はほとんど完全食ですが、少ないカルシウムなどがこれで補われます)
玄米モード付き炊飯器で炊く場合は準備した玄米を炊飯器に入れ説明書に従って炊いてください。
白米と玄米の栄養比較(ごはん1杯150g)
白米 | 玄米 | |
---|---|---|
エネルギー | 230kcal | 225kcal |
炭水化物 | 56g | 52g |
たんぱく質 | 3.8g | 5g |
ビタミンB1 | 0.05mg | 0.24mg |
ビタミンB2 | 0.02mg | 0.03mg |
ビタミンE | 0.3mg | 1.1mg |
カルシウム | 3mg | 6mg |
マグネシウム | 6mg | 72mg |
亜鉛 | 810mg | 1,140mg |
食物繊維 | 0.6g | 5.3g |
おいしく食べる第一歩、まずは保存方法。新米は水分量が高く傷みやすいので、できるだけ冷蔵庫(野菜室)で保存しましょう。 つぎに、研ぎ方。新米は割れやすいので、あまりチカラをいれずやさしく研ぐよう心がけましょう。最後は水加減。新米は水分量が高いので、いつもの水加減ですと、べちゃべちゃになります。いつもより浸水時間を短くして、水加減を減らして炊くのがコツです。
JAS法に基づくと「新米」と表示できるのは、収穫年の年末までに精米・包装されたお米だけに限られています。 年初か、たまに春頃まで、新米と表示されたお米を店頭で見かけたりしますが…。年が変わると、新米とは呼びません。 新米は水分が多く、香りがよいのが特徴です。でも、水分を吸収しやすく、やわらかくなりやすいので、水を少なめにして炊きましょう。